甘くないかい?

いちど6時前に目を覚ます。窓を叩く雨音がするのを確認してもうひと寝入り。いつもどおり6時30分に起きだす。外はこの時期には珍しい強い雨が降っていて、南からの暖かい空気が吹き込んでいるのか、気持ち悪いくらいに温かい(12℃くらい)。気象データを見てみたら、夜中に7℃を切ったあと5時、6時に12℃台を記録していた。風向きは南で5~6mのやや強い風だったようだ。

 

この雨じゃダメだなと走るのを諦めて、ゆっくりと朝食を摂り新聞に目を通していたのだが、7時過ぎ、ふと気がつくと窓を叩いていた雨音が止んでいた。ほどなく雲が切れ始めてみるみる青空がひろがりはじめたのが見えた。おっと、それならばと22分遅れで走りに出る。いつもの緑地では、降り積もった落葉が雨水の流れをせき止めているようで、側溝からあふれた水が、遊歩道に大きな水たまりを作っていた。それを避けながら走ったのだが、生脚にピチピチとはねが上がるのがわかる。きょうも10.8km走ってきた。

 

走っている間にひとつ大きな雲が流れていって、それを合図に風向きが北よりに変わった。このところ、比較的おだやかなお天気が続いていたが、これから週末にかけて寒くなるらしい。贈ったお歳暮のお礼の電話をかけてきてくださった新潟の親類が、こっちはけさから雪が降っていると言っていたらしい。この気圧配置だと、このまま根雪になりそうだなぁ。

 

国会が終わって、来年度の予算編成や税制大綱の策定が急ピッチで進められているようだ。わが家にとって気になるところは、自動車税がどうなるのかということ。今乗っているクルマは10年目。秋にちょっとエンジンの不調があったので、乗り換えも考えなくてはいけないかなと思い始めている。

 

こどもたちも社会人だし、カラダが少し不自由だった母の送り迎えといった使い方もしなくていいから、こんどは軽でもいいかなって考えているのだが、軽自動車税を値上げしようという動きが本格化してきたようだ。一律増税という話が、今は新車にだけ増税ということになったようだ。そうなると、すでに軽自動車に乗っている人が買い換えなくなってしまうからと、保有年数が長くなると税金が高くなる仕組みにするのだという。

 

一方で、自動車取得税は、消費税が上がると自動車販売が落ち込む可能性が高いからと、来年春の消費税8%への引き上げの段階で、その上がる消費税分くらいその税率を引き下げるという。さらに消費税が10%になる時には自動車取得税そのものが廃止になるのだそうだ。以前にも書いたけれど、裾野が広い自動車業界だから、日本経済のためには必要な措置なのかもしれないが、なんか自動車にだけ甘くないかい?

 

この自動車取得税の引き下げには、もうひとつ業界への配慮がなされているようだ。当初の総務省案は、購入価格のうち一定の額を非課税とする「控除」方式を検討していたようだが、これだと、低価格車ほど恩恵が大きいので、高いクルマが売れなくなってしまうと、自動車メーカーから反対の声が上がって、一律減税という方向に変わったそうだ。やっぱり、なんか自動車業界には甘くないかい?

 

あ、「甘い」っていえば、けさの「Zip!」で、トマトにお砂糖をかけて食べると、まるでフルーツを食べているみたいで、トマト嫌いの人でも美味しく食べられるって言ってたなぁ。あと、甘納豆を混ぜる山梨の甘いお赤飯も美味しそうだった・・・。50を過ぎてから甘いものが平気になったわたしだけど、この2つはちょっとそそられるな。

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