実直に

けさの名古屋の最低気温は、走っている最中の8時前に記録した3.4℃。起きだした6時30分には4℃くらいあったようだ。きのう1日走るのを休んだのだが、左腿の裏側には少しハリがある。もちろん走れないという類のものではないが、ちょっと気になってペースは抑え目で。それでも、やっぱり朝走るとすごく気持ちいい!

 

走っている時の空は、まだ高いところの白い雲だけだったが、徐々にお天気は下り坂ということで、夕方にはすっかり灰色の雲に被われてしまった。四国あたりまでは雨になっているようで、この低気圧の動きだと、あしたは朝(というか夜明け前)から雨になりそうだ。どうも走れそうもないな。

 

上空に寒気が入っているところを、南海上を雨を降らせる低気圧が通過するというこの低気圧の動き方は、東京を含め関東に雪を降らせるパターンだ。積もるようなことはないだろうけれど、夜には雨が雪に変わるかもしれない。で、名古屋は確実に1日を通して「雨」という感じだな。

 

妻は、テレビの2時間ドラマの刑事物やミステリーものが大好きで、毎日のように各局で放送されるドラマを飽きもせずに見ている。たまにお付き合いするのだが、「まぁ、いかにもドラマだから」と、あまりにも都合よく事件が解決することに呆れたりもするのだが、最近の実際の事件での刑事さんの地道な捜査活動にはじつに感心させられた。

 

つい先日容疑者が逮捕された「黒子のバスケ」脅迫事件では、まだ確実に犯人とは特定されていない中で、防犯カメラの解析で浮上した不審人物と背格好やリュックの特徴が一致したことから、この人物が大阪駅から東京に移動するために高速バスに乗ったところに、急遽同乗してそのまま上京し、渋谷区内で郵便物を投函したところで身柄を確保したのだという。500km以上も尾行(?)したことになるね。

 

そして、3年前にホストクラブ経営者のカリスマホストが殺害され、その後死体を強アルカリ性の薬品を混ぜて、ずんどう鍋で煮沸溶解させて、浴室の排水管から遺棄したといういかにもドラマのような、でも実際に起きた事件では、刑事は、敷地内の汚水槽をさらい、顔面の骨らしきものを掬い取ったり、小さなネジを見つけたりしたという。骨は劣化が激しくて、DNA照合ができなかったようだが、見つかった小さなネジがインプラントに使われたものであることを突き止め、全国で599本が使用されていたというそのネジについて、全国の歯科医院をあたっていって、この被害者に使われたものであることを突き止め、この事件を解決に導いたのだという。

 

誉田哲也の小説などを読んでいたり、このあいだ最終回だった「クロコーチ」とかを見ていると、警察という組織が官僚的で硬直化しきっているように思ってしまうが、現場の刑事は、じつに泥臭く実直に仕事をしているんだなって思わせてくれる。もっとも、どんな組織、どんな会社にも「食えない奴」はいるんだけど。

 

さて、あしたの朝は走れないかも。待っている仕事のネタがきょうは届かなかった。あした届くとしても午後イチなので、午前中のスケジュールを考えなくちゃ。

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